2014年12月27日土曜日

この一年間、ブログにお越しいただき感謝申し上げます。


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



本年も残すところあとわずかとなりました。

幼少の頃は、「お正月」が待ち遠しくて、
年末の一日が非常に長く感じていましたが、
47才の今は、「あと半年延長して!」と思います(笑)

この一年、このブログにお越し下さった皆様には
心より御礼申し上げます。

なにとぞ良い年をお迎え下さい。
ありがとうございました。

この冬の夜空は天気が良い日が多く、
きれいな星空がたくさん見れました。
一ヶ月ほど前の、すばる(プレアデス星団)です。



























2014年10月29日水曜日

きれいなオリオン座


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



昨晩に空を見上げると「オリオン座」がとてもきれいに出ていました。

思わず「パシャリ」。

晴天に恵まれ、最高の星空です。



中央下から2番目が「オリオン大星雲」。
ひとつの星ではなく、
2,000億個以上の星が

集まってこのように輝いているそうです!

私が星空を見るたびに思い出すのが、中学生の頃に放送された
天文学者カールセーガン博士監修のTVシリーズ「コスモス」

「DNAの構造」や「生物進化」、「アインシュタイン方程式」から
「ビックバン」まで、幅広い科学を、美しい映像でわかりやすく、
ドラマチックに演出した最高の番組でした。


そして、番組の中で使われるBGMが最高に素晴らしいのです!
特に気に入っていたのが
  
  Vaqngeli(ヴァンゲリス)の「Alpha」

という楽曲。番組の中でクライマックスシーンに使用されていました。


一番印象的だったのが、「DNAの二重らせん構造」の説明シーンです。
この「二重らせん」が一本にほどけていき、反対側に相対するらせんひもが
出来ることで、また新しいDNAが複製され、次世代に受け継がれていく・・・・

そのシーンにこの「Alpha」が使われていました。
「鳥肌」がたつほどこの曲に感動しました。


また宇宙の始まりが、針の先よりはるか小さい点の爆発「ビックバン」から
今の広大な宇宙が誕生したこともこの番組で知りました。

今のように気軽にTVが録画出来る時代ではなかったので、
まさに「かじりついて」の鑑賞でした。



おっと話が三十数光年前にずれてしまいた(笑)






























2014年10月27日月曜日

「一蘭の森」に行ってみた。


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。


週末、福岡県の糸島に家族で行く用事があり、
有名ラーメンチェーン「一蘭」の工場に併設された
「一蘭の森」に行ってみた。

イノシシが出てもおかしくないような里山にあった。



「一蘭」といえば福岡近郊にお住まいの方はおなじみとは思うが、
特許取得の「味集中カウンター」で麺の固さや辛さを好みで注文できる
ラーメン屋である。

そのラーメンの工場できたての麺が食べれるので、
皆で食べようということになった。
(実際は無理矢理連れて行った・・・いつものことである)


工場の周囲は竹林になっていて見事にライトアップされている。
駐車場も広い。

山里に煌々と光る屋敷有り、
キツネかタヌキに化かされているような錯覚に陥る・・・

ちと大げさか?




いや、決して大げさではない。



数百メートルほどライトアップされたきれいな竹林が続いている。
聞いた話では工場敷地は「東京ドーム1個分」あるらしい。

ここが食堂。



敷地には「竹林庭園(ワンドリンク入場)」や「ラーメン博物館」があり、
ラーメンづくりの説明と、このラーメンに寄せたタレントや野球選手など
有名人の色紙が数百枚!展示されている。

これは凄い!


また食堂は「昭和10年台、20年台、30年台・・」とレトロな雰囲気の
数部屋に分かれていて、通常店舗にはない「テーブル席」もあるので、
家族連れゆえ、テーブルがある「昭和20年台」の部屋を選んだ。

券売機
さすがにここは「レトロ」は無理jか・・・



メニューにはお馴染みの「創業以来」以外に、「一蘭の森限定メニュー」が
あったので、私は「市場系とんこつ」を注文することとした。

注文時にはこの限定メニュー用の「お好み記入用紙」が配られるのだが、
この限定メニューにはなぜか

   「ニックネーム」

の記入欄があった。

皆で 「まさかここに書いた名前で呼ばれたりはせんよな~(笑)」

などと盛り上がっていたら、
娘ふたりに私のニックネームを決められてしまった。

 
 「ハゲ」・・・


まさかこの店内で、この名前が、なにかに利用されることなどあり得ない。
そこで躊躇することなく自ら「ニックネーム」に 「ハゲ」 と記入・・・

お兄さんにその紙を渡して、あとはラーメンの来るのを待つだけ♬



数分後、お兄さんが湯気の出たどんぶりを持って近づいてきた。

そのお兄さんが、注文者を確認するまさにそのとき・・・


  「ハ ・ ゲ・さま・・・」


と 「ハ」 と 「ゲ」 を一音伸ばしながら・・・
でもハッキリに聞こえる音量で、私を確認してくれた・・・

そして、できたてのラーメンを目の前に置いてくれた・・・


  久々に「ここまでやるか!」を見た!実にあっぱれである!


ちなみに次女は 「〇〇ちゃん」 と、幼少時の呼び名を書いていたが、

  「〇〇ちゃんさん・・・」

と呼ばれ、一音づつの区切りは無かったようだ。なぜだ?・・・




ここでひとつ疑問が沸いた・・・ 

とある満員時に、とある大人が、小学校低学年児が好んで使う

 「あの言葉」 

をニックネームに記入したら、どんな区切りの発音になるのだろかと・・・
そのニックネームを呼んでくれるのだろうか?と。










































  

2014年10月25日土曜日

クモの巣バレバレ(笑)


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



今朝は久々に深い霧が発生してました。





おかげでクモの巣が結露してバレバレ!

今朝の収穫は少なかったことでしょう(笑)















2014年10月8日水曜日

月と雲


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



昨晩、内陸ではちょっと珍しい雲が空を横切るようにかかっていました。

そこにとってもきれいな月が顔を出してくれました。





今日は「皆既月食」ですね。
天気は晴れの予報なので、とっても楽しみです。












2014年9月12日金曜日

こんなにキツいとは! 超ド素人が「久住山赤川ルート」から登ってしまった・・・その3


 「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



さて、なんとか「久住山頂上」までたどりついた
われら「即席登山隊」ですが、

このまま「赤川ルート」で下山するのか?
それとも「牧ノ戸ルート」で下山するか?

を本気で悩みました。


そして以下の三つの提案をしました。


(1)全員で「牧ノ戸ルートで下山し、タクシーで「赤川登山口」まで戻る。

(2)娘ふたりは「牧ノ戸ルート」で下山、私が「赤川ルート」で下山、
  牧ノ戸まで車で迎えに行く。

(3)全員「赤川ルート」で下山する。



3人で真剣に?協議した結果、

「いいやん、このまま来た道を降りればいいやん!」

と娘ふたりに言われて、下山方法は(3)に決定・・・

「へっぽこ登山隊」で一番へこんでいたのは、
実は「わたくし」のようです。(笑)

頂上付近の登山道は緑に囲まれた部分でなく、
岩場が露出している部分だけが登山道なんです。
いまにも動き出しそうな「岩石兵」に釘付け(笑)




さあ、気を取り直して下山を始めましたが、頂上付近の「岩場」の下山は

 マジで怖い!!!

下る速度と重力が合算されるわけですから、
「登り」に比べて恐怖感はさらに増します。
不意に滑り落ちると、冗談抜きで怪我をしますぞ!


そしてこの岩場の厳しさを証明するのが、この画像!
 
「なんで靴のソールが落ちとんかい!この岩場、どんだけ厳しんかい!!」

ゴムのソールが無残に残されていました・・・



登山客の靴のソールがこの岩場に耐えきれず、
はがれてしまったんでしょう・・・この人、どうやって下山したのか
本気で心配してしまいました。


しかし、下山の一番の難所はこの岩場ではなかったのです。

今回一番きつかったのが、岩場を下ったあとに現れる

 「火山灰質の黒い土」

この黒い土は、火山噴火に由来するいわゆる「火山灰土」なんですが、
登頂の時に降った雨のおかげで、土の表面が濡れてしまい、

 「つるっつる!」

3人ともコケて、コケて、コケまくりです!


この場所は濡れると本当にしんどいですよ!
いったんコケると、勾配が急なだけに、まさに

 「すっと~ん」

とコケてしまうんです。
日常生活では、ほぼ経験できないコケ方です。流行歌に喩えれば

  足が飛ぶ♬ 宙に舞う♬ ケツから見事に落下する ♬
  地に落ちて♬ 止まらない♬ そのままズルズル落ちていく♬
  久住♬ 久住で空を飛ぶ♬~

というコケ具合です(笑)


他人がコケる姿を見て、
思わず「笑い」が出るほどの見事なコケ具合です。

*激しくコケると骨折の恐れすらある場所です。
 登山後、長女は臀部に大きな大きな「青あざ」が出来ていました。
 
こんな風景が、十数回繰り返されました!


何度も言いますが、「この赤川ルート」は
本当にしっかりした装備が必要です。

私たちの格好は、本当に「軽装」すぎます。
決してマネしないで下さいね!

*実際に、この「赤川ルート」で遭遇した登山客の皆さんは、
100%本格的な装備でした・・・




登頂開始から 約6時間30分!を要して、
膝をガクガク振るわせながら登山口まで下山しました。

本当はもう笑う元気も無いのですが


疲労しきった心身を、
お待ちかねの「赤川温泉」でゆっくりと癒やしていくことにします♬

「赤川登山口」のすぐ近くにあるので大助かり!



温泉宿はとってもいい雰囲気


この「赤川温泉」は、実は「冷泉」、
つまり20度代の「冷たい温泉」なんです。

浴場内に加温された「温泉」もありますが、
露天風呂は「冷泉」です。


露天風呂からは、見事な「滝」を眺めながら入浴することができ、
疲労困憊した心身が急速に回復していくのが実感できます。


の露天風呂にはふたつ浴槽があったんですが、
滝に近い方が「より冷たい」んです。
つまり冷泉の温度を選んで入浴できるんですね。
しかも、温泉の色は、青みを帯びた乳白色、気持ちいい~

*「温泉浴」→「冷泉浴」 を数回繰り返す入浴方法がお奨めのようです。


「入浴前に必ず読むべし!」
ありがたみが倍増します。



すぐ脇に見事な「滝」があるんです!
浴槽から見る景色は「最高」ですよ!



この温泉は「飲用可能」です。
飲んでみましたが、「パンチのある味」でした(笑)



さあ、こうして「即席登山隊」の、
想像もしなかった登山が終わりました。

でも登山が無事に終わってみれば、
やっぱり「登って良かった」と思えるんですね。
登山の魅力の片鱗を感じた次第です。



娘ふたりは

 「もうこの登山口からは登らん!」

と言っていましたが、
 
 「もう山には登らん!」

とは言わなかったんです。


私はは 「屋久島、縄文杉まで登山」 という野望があるんですが、
この「へっぽこ登山隊」、再結成の可能性は
かすかにあるのかもしれません・・・

帰路に立ち寄った展望台では、お盆シーズン限定?の
「ヘリ遊覧飛行」が行われていました。

登頂中、さっそうと久住連山上空を飛んでいました。





この山頂に這い上ったんですよ!
すごいぞ我ら「へっぽこ登山隊」(笑)
































2014年9月2日火曜日

こんなにキツいとは! 超ド素人が「久住山赤川ルート」から登ってしまった・・・その2


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



それでは、「知らぬが仏」 の赤川ルートをご紹介します。

「赤川登山口」の天候は曇りですが、天気予報では後に晴れるとのこと。
舗装された駐車場と、ログ風のトイレが完備されています。

*しかし「赤川ルート」にはここ以外にはトイレは無いので、ご注意を!

朝6時前にはバッチリ到着。



「赤川ルート」の実際を
全く知らない「即席登山隊」。
カメラの前で余裕のポーズ。




登山口の入り口には
「登山届け」の記入場所がありました。



「遭難多数・・・」、
結構おそろしいことが書いてあります。

が、記入を長女にまかせたため、
私は読んでなかったんです。


あとで知ったことですが、今回目指した「久住山」の標高は1,789メートル、
「久住連山」の最高峰「中岳」の標高は1,791メートルで、九州本土最高峰!

皆さん、「久住山登山」にはしっかりした装備で登って下さいね!

ここが「赤川登山口」



犬は連れて行かないほうがいいみたい・・・



さすが「へっぽこ登山隊」(笑)
でも沢の水がとっても冷たくて
気持ちよかったです。




「やぶ」もあります。
半ズボンは止めた方がいいです。



これが「赤川温泉」の源泉地。
周囲は硫黄のにおいがプンプンしてます。



火山岩に木の根っこが
しがみつくように生えています。



「赤川登山口ルート」の前半は整備されていて、
我ら「弱小登山隊」でも十分登れたんです。



それでもすでにへばってますが(笑)



登山ルート前半を順調に登ってきましたが、
ふと振り返ると素晴らしい風景が眼前に。

35年ぶりの登山をした私はこの絶景に大喜び!
「雲海を見下ろす」って滅多にないですから!


ここまでなら 

「いや~、登山ってほんとにいいもんですね ♬~」

って思えます。

雲海から顔を出しているのが
「阿蘇山」



ここはちょうど「見晴台」のようになっていて
絶好の撮影スポット。



ガマンしてくれていたお天気も崩れてきて、
パラパラと雨が降り出しました。

ここで雨具を装着しました。
結果的に少々降った程度で止んでくれたんですが、
これが下山時の「苦行」の原因になろうとは・・・

ようやく頂上がみえてきました!
が・・・


この勾配!!! 45度あるじゃん!!!!



「赤川ルート」のクライマックスって、
一般人の考える「登山」じゃありません!

    「岩登り」

です!両手、両肘、両膝、まさに全身を使って
ゴロンゴロンの岩を登らないといけません。

われら「にわか登山隊」は、そんなことすら知らず、
手袋を持って行ってなかったんですが、絶対に必要です!
手を使わず登るなんて不可能です!


*「岩登り専用」の手袋があるのかは存じませんが
 ただの軍手とかじゃなく、ゴムの滑り止めが付いた手袋が
 良いのではないでしょうか。
 

ここではいわゆる「三点支持」を考えざるをえません。
「次にどこに手足をのばすか?」
 と大きな岩の真上で思案することもしばしば・・・


*くれぐれもしっかりした装備が必要です。
 トイレはおろか、水場もありません。
 
 
下山後に聞いた話ですが、
夏場の午後遅くの登山はお奨めできないらしく、「カミナリさま」に遭遇すると、
イナズマが真横に飛んでくるそうです!

山腹で遭遇すると、もう地面に這いつくばる以外になく
他人を助ける余裕すらないそうです。
 
 

それでも3人でギャーギャー叫びながら
なんとか頂上までたどり着きました!

登山開始から「3時間」もかかりました。
(予定では1時間30分のつもり・・・笑)

雨も上がってくれて、頂上は最高。



苦労して登ってきた「赤川ルート」側。
阿蘇の雲海がさらに広がりました!!!



こちらは反対側の「牧ノ戸ルート」。
久住連山が一望できます。
素晴らしい眺望です!!!



お盆中ということもあり、頂上は
20名近くの登山客で賑わっていました。




この山頂でしばらく絶景にふけっていましたが、
登ってくる人たちを見ていて気づいたんです。

   
ほとんどの人が
「赤川ルート」の反対側(牧ノ戸ルート)から登ってくる・・・



結果的に、「赤川ルート」での登山中に私たちが遭遇した人は、
ほんの十数人だったんです。


あ~、下山がおそろしい・・・




























2014年8月14日木曜日

こんなにキツいとは! 超ド素人が「久住山赤川ルート」から登ってしまった・・・その1


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



私は中学生のとき、「久住山」に登りました。

疲れはしましたが、ジャージにスニーカーで
難なく登れたのを覚えています。

でも、それは最も初心者向けの「牧ノ戸ルート」でした。


今回選んだルートは「牧ノ戸ルート」とは反対側から登る「赤川ルート」。
同じ「久住山登山」でもルートによって難易度が違うことを
登山経験たったの2回の私は、深く思い知らされることになりました。



今回の「久住山登山」の」きっかけは、高校生の次女が
小中学校での久住山登山の機会を一度も得ることが出来なかったので、

「それではこのお盆に登ろう!」

となりました。

そこに帰省していた長女も参加することとなり、
3名の「即席ド素人登山隊」の出来上がり。


今回登った「赤川登山ルート」を選んだ理由は、

         (1)仕事で久住を往来するとき看板を見ていたから。
         (2)距離が短いから。

国道442号線沿いに
大きな看板があります。



牧ノ戸ルート=片道4.8km 
赤川ルート=片道2.8km



いま思えば実に単純すぎました。
同じ高さの山に登るのであれば、距離が短い方が

「勾配がきつい」という事実に

全く気付いていませんでした。(笑)


しかも、

牧ノ戸ルート=標高1,330m→1,787m、
赤川ルート =標高1,040m→1,787m

約300メートルも余計に登らないといけない・・・


我々が履いていった靴を登山後に撮影しました。 

長女が履いていった靴



こんなソールじゃあかん!  
とあとで気付くのです。



私は登山には向いている
トレッキングシューズでした。



それでもゴム底がはがれてしまいました!

次回は「即席ド素人登山隊」の泣き言たっぷりのヘロヘロ登山をご紹介!


























2014年8月4日月曜日

自宅前でのカヌー競技大会


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



毎年このシーズンの自宅前の川には、
「鮎釣師」が優雅な竿さばきを見せてくれるのですが、
今週末はいつもと違う光景が現れます。

川の中にパイロン?が出現。
このポール内を通過すると得点なのでしょうね。



競技本部も設営されていて本格的です。



朝8時前、皆さんが集まってきました。



おっ、お一人がカヌーに乗り込みました。



すーっと流れに乗っていきます。



おそらくコースコンディションチェックでしょうね。



見事なパドルさばきです。



残念ながら、この後は外出のため撮影できませんでしたが、
外出直前は開会式が行われていました。

楽しい競技会になりますことを願っています。