2014年7月30日水曜日

稲妻の枝分かれ!


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



今日の夕方、荷物を引き取りに来た宅配便のドライバーさんが、

 「向こうの方は、雷がビカビカ光っていますよ!」

というので外に出てみると、それはそれは巨大な積乱雲が発達中。
ドライバーさんの言うとおり、稲妻が数十秒おきに出現しています!

自制心が「小学生未満」の私は、あろうことか仕事をほっぽりだして、
カメラを三脚にセットして撮影を始めてしまいました・・・

昼間でもくっきり見えるこの明るさ。
この一回の放電で
「家庭用電力量の2ヶ月分」のエネルギー!



そしてさらに一本出現!

*遠く離れた場所からの撮影ですが、
落雷現場に被害がなかったことを願っております。




撮影した画像を拡大してみると、肉眼では見えなかった

「稲妻の枝分かれ!」

が写っていました。

右下斜めに白い分岐が見えるでしょうか?




以前、気象ニュースで、「稲妻は真横にすら飛ぶ」と言っていましたが、
これを見ると

「真横に飛んでもおかしくない・・・」

とマジでぞっとしました・・・屋根の下も安全とはいえない・・・



何も考えず衝動的に野外に出して夢中になって撮影していましたが、

  
  雷鳴が聞こえたらすぐ避難. がしたら、すでに危険な状況です。 
  自分のいる場所にいつ落雷してもおかしくありません。


です。ましてや感電し易いカメラ三脚などを野外に出して撮影するなど、
非常に危険なこと!

良い子の皆さん、そしてかつて良い子だった皆さん、
決してマネしないで下さいね!

                             























2014年7月29日火曜日

「落とし物」なのですが・・・


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



昨日の夕方、犬の散歩に出かけると、道路に点々となにかが落ちてます。





端から順番に追ってみました。

NO-1 
男の子の靴(右側)



NO-2 
靴下(おそらくNO-1とペア)



NO-3 
女の子の靴(右側)



NO-4 靴下
(おそらくNO-3とペア)



NO-5 
男の子の靴(左側)


このままでは車に踏まれてぐちゃぐちゃになってしまうので、
僭越ながら、拾って縁石の上に置かせていただきました。

計5点・・・
落とし物としては多いほうだと思うのですが。



落ちていた道路の先は、とっても広い芝生の公園なので、
そこで子供さんを遊ばして、車で帰る際に、リアのドアを
開けっ放しにしたまま走ってバラバラと落ちたんでしょうか?


「お父さん、お母さん、ここです!ここに落ちていますよ!」



その公園から迫力ある夕焼け雲が見えました。

本文とは全く関係ないですが・・・





















2014年7月23日水曜日

TVの取材がありました。


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



「木の靴べら専門店」の看板を揚げている我らですが、
いままで培ってきた技術を活かして、「木の靴べら」以外のお仕事も
させていただいてます。

これは日田のデザイナー兼オリジナルデザインショップ、
「エリアス Areas」さんご依頼品の

sugi ring (杉の指輪)」

デザイナーさんの「スギ」への愛情が
たくさんこもった一品です。



そして、今回このデザイナーさんに「TV取材」があり、
このsugi ring (杉の指輪)」製作をしている職人として、
紹介していただけることとなりました!

さて当日はとても天気も良く(が、なんとも暑い!)、
TV取材にはもってこいです。

到着早々、早速撮影開始、さすがはプロ集団!



なんと 「山本華世さん」 と 「高田課長」 のお二人に
「sugi ring」の製作を体験していただくこととなりました。



わが工房からは、「sugi ring」の製作を一手に担っている
寺川くんに「職人」としての取材をしていただきました。



まずは操作方法を説明して・・・



山本華世さんに実際にやっていただいてます。



お次は高田課長です。



さすがタレントさん、
茶目っ気たっぷり!



最後は、「職人とは?」というお題で、
我らの「モノづくり」を語らせていただきました。


11時頃から始まった取材でしたが、お天気に恵まれたこともあって
気温はぐんぐん上昇、工房内は、本当に暑い中での撮影となりました。

山本華世さま、高田課長さま、スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。
そして本当にありがとうございました!


今回の取材は、本当に楽しかったのですが、
それと同時に「木工職人」として
人様のお役に立てることの幸せを感じた次第です。

寺川くんは、いい表情ばしとんしゃったな~(笑)























2014年7月15日火曜日

スギの「枝打ち」


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



皆さんは「枝打ち」ってご存じですか?

これは植林した木の余分な枝を切り落とすことによって、
節の少ない、真っ直ぐで、太さが均等な木材を得るために行います。

日田はスギの植林が盛んなので、比較的大きな道路からも、
枝打ちされたスギを見ることが出来ますが、今回は山の中から
まじかに見てみました。




それでは山の中に入っていきます。
(不法侵入ではありません。一般道です。念のため)



数百メートル進むとこの風景。
大小様々なスギが生えてます。



更に進むと道路には「コケ」が生えてます。
離合は出来ない細さです。
撮影中は一台の車も通りませんでした。

夜間にこの道を通り抜けたことがありますが、
数頭の「鹿」にしか出会いませんでした・・・




「枝打展示林」がありました。



なるほど見事に枝打ちされています。



見上げてみると・・・別世界。
少し離れたところでは、このように明るい風景。
「枝打ち」のおかげで、地面にも陽が注ぎ、
下草が生えています。




この下草が定着することで、地面の腐葉土が
雨で流れ出すのを防いでいます。




「枝打ち直後」のスギ林です。



画像では幹がメチャクチャ細く見えちゃいますね(笑)
でも、まじかで見るとけっこう迫力あるんですよ!





















2014年7月8日火曜日

嵐の前の静けさ


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



7月の台風としては最強クラスである「台風8号」、
沖縄では「特別警戒」も出され、被害も出ているようです。
被害に遭われた方には心よりお見舞い申し上げます。

この台風、強い勢力を保ったまま10日には九州に上陸の可能性も有り、
この工房も明日は窓ガラスにテープを貼って、万が一に備えるつもりです。


7、8年前だったでしょうか?
日田に最大瞬間風速50mを超える台風が襲来したときは、
シャッターのカバーが吹っ飛び、屋根の一部が飛んでいきました。
その一部が、どこかで被害を与えてないことだけを祈ったものです。


でも今日の夕焼けはとても美しく、まさに嵐の前の静けさ。
皆様の何卒お気を付け下さい!























2014年7月4日金曜日

たいへん心苦しいのですが・・・3商品の値上げです。


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



さて突然ではございますが、
不本意ながら、3つの商品の価格を値上げすることとなりました。


 ・「曲げ木靴べら」、現¥2,484(税込)→¥3,240(税込)

 ・「靴べらモアイ」、現¥4,320(税込)→¥4,860(税込)

 ・「ロング曲げ木靴べら スタンド付き」、現¥15,120(税込)→¥17,280(税込)


特に「曲げ木靴べら」と「ロング曲げ木靴べら スタンド付き」は
8年前から値上げせずに頑張って参りましたが、現在は木材価格や資材のみならず
工房運営に関わるすべての諸費用が、8年前とは変わってしまいました。

また8年前に比べて、手間を惜しまず追加していき、品質も大きく向上いたしました。
塗料も、仕上げが楽な「合成塗料」から、エイジングが楽しめる「自然塗料」に代えました。
この品質を確保するためには、現在の作業時間を削るわけにいかず、値上げとなりました。

何卒ご了承の程よろしくお願い申し上げます。
















2014年7月2日水曜日

秘湯? 「七里田温泉」


「キラフテ 木の靴べら専門店」 店主の宮原です。



一ヶ月以上前になりますが、
「久住」に仕事で行ってきました。

天気も最高で、まさにドライブ気分。





無事に仕事を終え、ちょっとばかり時間をいただき、
近くの「長湯温泉」でひとっ風呂浴びることにしました。

近道のため、国道ではなく、脇道で行くことにしました。すると、
「七里田温泉」なるものが近くにあることが案内されていました。

さらに進むと、それはそれは「ひなびた」看板を見つけました。

かろうじて字が読めるが・・・
しかも傾いとる・・・



この看板を見たとき、
「一体どんな温泉なんだ?」と
私の怖いもの見たさに火が付きました!!


今日は「長湯温泉」ではなく、
この「七里田温泉」に行ってやろうではないですか!!



美しい田園風景を抜けると、温泉の建物が見えてきました。

後ろに見えるのは「久住連山」。
抜群のロケーション






お~、とってもきれいな温泉館がありました。
さきほどの看板とのギャップ、ありすぎでしょ!

とっても由緒ある温泉、らしいです。
(読んでません、すみません)


さて、さっそく温泉館に入りると、受付の方が、

 「木の葉の湯、ラムネの湯 のどちらになさいますか?」

とのこと。





聞けば、
 
 「木の葉の湯」がこの温泉館の中の浴場、
  
 「ラムネの湯」というのが、シュワシュワと泡の出る炭酸温泉の浴場。

私はまだ泡の出る炭酸温泉にはまだ入ったことがないので、
「ラムネの湯」を選択。

すると、カギの付いた温泉手形を渡され、道順を教えられました。

手書きの札・・・
こりゃまた雰囲気を盛り上げてくれますな。



そうです。
「ラムネの湯」はこの温泉館内ではなく、別の場所にあるんです。

しかも、受付の方曰く

  「建物に着いたらこのカギで扉を開けて下さい。
  そして扉のカギを中からかけて下さい。」


お~っ、なんだか怪しくなってきたぞ!

「カギを開けて入る?中からカギをかける?」

そんな温泉はじめてです!
やっぱりあのひなびた看板は期待を裏切らないぞ!


で、教えられた道順に従って歩いて行きます。




















「ラムネの湯」、集落の中に「ポツン」とありました。

温泉館からかなり距離があり、しかも「ラムネの湯」には
管理人もいないから、お客自信でカギを開けて入る!

無銭入浴者を防ぐために
建物の内側から「お客」がカギをかける! 

ある意味めちゃくちゃ合理的!



温泉の中は?
意地悪のようですが、これは内緒にしておきます。
実際に入ってみることをお奨めします。

でも、浴場も、泉質も、私には大いに「サプライズ」
だったことはお伝えしておきます(笑)


またこの温泉は飲むこともできます。
私も風呂上がりに、飲んできました。
(ボーっとしてて、味をおぼえていないのが残念。)







短い時間でしたが、心身ともにリフレッシュしたひと時でした。